ちぇりおー!
我流切り紙歴15年、匠のらいです。
今回は紙で「千刀・鎩」作ってみたということで、紙で千刀・鎩を作っていきます。
↓前回の変体刀制作↓
千刀・鎩とは
「千刀・鎩」は「せんとう・つるぎ」と読みます。
西尾維新著の小説「刀語」に登場する「変体刀」と呼ばれる刀の一本です。
各変体刀は特定のコンセプトを常軌を逸した形で体現しており、頑丈さや切れ味などが今までの変体刀にはありました。
鎩のコンセプトは「いくらでも替えが効く消耗品としての刀」で、千刀の名の通り全く同じ刀が千本あります。「千本で一本の刀」とも称されます。
今回はさすがに千本は無理ですが、一本でも寂しいので、クオリティを落とさず量産できるぎりぎりの数、三本だけ作っていきます。
作刀
材料
・色紙(黒、白、赤、金)
・両面テープ
・OPPテープ
・シャープ
・マジック
刀身
一枚では強度が足りないので重ねて両面テープでくっ付けて丈夫にします。
柄
before
after
今回はちゃんとした柄巻のマネをしてみました。
(太くしすぎてひし形がつぶれて、少なくなってしまいましたが…。)
鞘
鞘です。家族、友人、看護師に見せると大抵、実際に鞘に出し入れできることを主に褒められます。(そこだけじゃないのにな~と)複雑です。
今月の寸劇
「フハハハハハ、どの変体刀も弱いのう。」
「「「そこまでだ!エターナルペンペン!」」」
「何じゃ、また刀がわらわら出て来よって。」
「「「もうお前の好きにはさせないぞ、やられてきた変体刀の無念ここで晴らす!」」」
「「「俺たちは三本で一本、力を合わせて超然と戦うぜ!」」」
「「「強い、くっ、なぜだ…。」」」
「フッ、ペンは剣よりも強しということだ。」
「「「いや、まだだ!」」」
「まだ足掻くか、見苦しいのう。」
「「「身も心も一つに…!」」」
「合体!」
「なっ…。」
「エターナルペンペン、おまえは刀を侮りすぎた。」
「くらえ!虹家族斬り(レインボーファミリー)!」
「ぐおぁー!」
「ごペンなさいでした(泣)」
「正義は必ず勝つのだ!」
次回、変体刀制作最終回「END銃」
お楽しみに!