こんにちは!
我流切り紙歴14年、匠のらいです!
今回は"紙で「薄刀・針」作ってみた”ということで紙で「薄刀・針」を作っていきます。
↓前回の変体刀制作↓
薄刀・針とは
「薄刀・針」は「はくとう・はり」と読みます。
針は「完成形変体刀」と呼ばれる12本の刀の一本で、この作品はそれらを収集していく物語です。
「完成形変体刀」はそれぞれが本来の日本刀には無い特性があり、針は「脆さ」「軽さ」「儚く美しい刀」という特性をもっていて、武器として扱うには常軌を逸する技量を必要とする刀となっています。
また、刀身の向こう側が透けて見えるほど薄いので「薄刀」の名が付いているのです。
作刀
材料・道具
・色紙(黒、金、水、空、白)
・はさみ
・透明なテープ(僕はOPPを使っています)
・両面テープ(なるべく薄いもの)
刀身
透ける刀ということで、透明なテープで刀身を作ります。
重ねただけでは曲がってしまうので、
半分に折り、
両面テープで付けて補強します。
模作習作の末いい感じのもの(一番下)が出来ました。
柄
鍔は両面テープと色紙を重ねて再現。
細く千切ったティッシュペーパーを柄糸として巻きます。
巻きました。
鞘
先に言っておく、模様はかーなーり妥協する。
花柄は勘弁してくだせぇ。
完成品
「ん?」
下っ端「ギャフフフフ」
頭目「それが四季崎記紀の変体刀が一本薄刀・針だな。その刀貰い受ける!」
「全く、高貴な物を持っていると下賤な輩が寄ってきて辟易する」
下っ端「あ、あれが針」
頭目「あぁ、お天道様(蛍光灯)が透けてみえらぁ」
「限定奥義、薄刀開眼!」
下っ端「ギャフン!」
頭目「あ、あんな技が、、、あるなんて、ガク」
「つまらぬものを切ってしまった」
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ペンは剣よりも強し(?)
最後までのお付き合い心より感謝いたします。
それでは!”シーユー(@^^)/~~~